赤ちゃんを迎える準備を進める中で、「本当に必要なもの」と「なくてもなんとかなるもの」の見極めは意外と難しいものです。初めての育児となると、ついあれこれと揃えたくなりますが、すべてが必須というわけではありません。
特に出産前に慌てて準備したものの、実際にはほとんど使わなかったという声も少なくありません。一方で、すぐに必要となるものを事前に準備しておくことで、出産後の生活がスムーズになるのも事実です。
そこで今回は、事前に準備しておくと安心な「生まれるまでに揃えたい育児グッズ」と、焦って用意する必要がなく、状況に応じて後から購入しても間に合う「急がなくていい育児グッズ」を詳しくご紹介します。
どんなアイテムが本当に役立つのか、経験者の視点を交えながらお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
急がなくていい育児グッズ
赤ちゃんが生まれる前に慌てて購入しなくても、後から必要に応じて揃えればよい育児グッズを紹介します。
1. ベビーベッド
ベビーベッドは一見必需品のように思えますが、実は添い寝をする家庭ではほとんど使わないこともあります。また、ベッドインベッドで対応することも可能なので、まずは様子を見て、必要なら後から購入するのがおすすめです。
2. ベビーカー
新生児期は外出の機会が少なく、抱っこ紐で十分対応できることも多いです。さらに、子供によっては全く乗ってくれないこともあるため、中古やレンタルで試してから購入するのがおすすめ。そもそも外に出てしっかり散歩できるようになるまでは時間がかかるので、全く焦らなくて大丈夫です。
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3. バウンサー
赤ちゃんを寝かせたり遊ばせたりするのに便利ですが、合う子と合わない子がいるため、様子を見ながら判断しましょう。また、首が座ってからの使用を推奨されているため、急ぐ必要は全くありません。うちは全く乗せてもバウンスしてくれませんでした。
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4. 哺乳瓶消毒セット
哺乳瓶の消毒はレンジや煮沸でも可能です。完全母乳の場合は不要なこともありますが、ミルクを使う予定があるなら準備しておくといいかも。
5. おむつ用ゴミ箱
専用のゴミ箱でなくても、蓋付きの普通のゴミ箱+防臭袋で十分代用できます。特にミルク時期は匂いがあまり気にならないため、離乳食が始まってから本領発揮するアイテムです。
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6. 歩行器
使用する時期が短く、必要性が低いこともあるので急がず検討してOK。我が家では購入しませんでしたが、なくても特に問題ありませんでした。
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7. 離乳食用ブレンダー
離乳食が始まるのは生後5〜6ヶ月頃なので、出産前に準備しなくても大丈夫。実際に我が家ではほとんど使用せず、レトルトに頼ることが多かったです。手を抜けるところは無理せず、便利なものを活用しましょう
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生まれるまでに揃えたい育児グッズ
新生児期から必要になるアイテムは、事前に揃えておくと安心です。
1. おむつ&おしりふき
退院後すぐに必要になるため、事前に準備を。新生児用のおむつは赤ちゃんの成長に合わせてサイズアップするので、大量購入は避けましょう。当たり前ですが、必須です。我が家では産後病棟で使用していたおむつを奥さんに聞いて購入しました。姉曰く、産後使っていたものだと荒れにくいという話を聞いたので、その通りにしました。
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2. 新生児用肌着&服
短肌着・長肌着・ロンパースなど、季節に応じて適量を準備。
3. 授乳関連グッズ(哺乳瓶・粉ミルク・授乳クッション)
母乳育児の予定でも、哺乳瓶やミルクを少し用意しておくと安心。授乳クッションは授乳時の負担軽減に役立ちます。夜泣き対応時にも重宝します。粉ミルクは病棟で使ったものを教えてもらい、購入しました。
4. チャイルドシート
退院時の移動のために、自家用車でのお迎えの場合は必須。車移動が多い場合は、赤ちゃんの負担が少ないものを選びましょう。そもそもこれがないとどこにもいけません。
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5. 抱っこ紐
新生児から使えるタイプを選ぶと、家の中でも活躍します。必須というほどではありませんが、あると便利です。急いで用意する必要もないため、必要に応じて選びましょう。
6. おくるみ&ブランケット
寝かしつけや防寒に便利で、多用途に使えるアイテム。
7. ベビー布団または敷布団
安全に寝かせるためのスペース作りに必要です。
8. 温度計&湿度計
赤ちゃんの快適な環境を作るためにあると便利。
9. 爪切り・体温計・綿棒などのケア用品
新生児の爪は伸びやすく、こまめなケアが必要です。体温計は発熱時の管理に必須。
まとめ
育児グッズはすべてを一度に揃える必要はなく、優先順位をつけて選ぶことが重要です。特に、新生児期に絶対必要なものと、後からでも間に合うものを見極めることで、無駄な出費を抑えられます。
「生まれるまでに揃えたいグッズ」については、退院後すぐに必要なものを優先し、事前に準備しておくことで安心して育児がスタートできます。また、育児が始まると想像以上に忙しくなるため、事前のリサーチや購入計画を立てておくとスムーズです。
一方、「急がなくていいグッズ」は、実際に育児を始めてから赤ちゃんの様子を見て、本当に必要かを判断すると無駄がありません。レンタルや中古品の活用もおすすめです。
あなたのライフスタイルや赤ちゃんの個性に合わせたグッズ選びをして、快適な育児をスタートさせましょう!