普段、私は日常の情報収集をX(旧Twitter)で行っています。主に投資関係、子育て、副業、政治などがメインですが、Xの特性上、さまざまな意見が流れてきます。今はモンハン関係ですごいことになってますが…。時には偏ったものもありますが、それもSNSの醍醐味かなと捉えています。
昔、誰かが言っていました。「Xはうんこの垂れ流し、Instagramはうんこの見せ合い、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)はうんこの投げつけ合い」と。それを聞いて妙に納得してしまったのを覚えています。私の中では、現在のXは「うんこの投げつけ合いと垂れ流し」が混在している状態で、Instagramは「キラキラうんこの見せ合い」に進化したような感覚です。このくらいの距離感を持ってSNSと向き合うようにしています。あまりのめり込みすぎても良くないとは思いつつ、つい気になる話題があるとチェックしてしまうんですよね。
そんなSNSを見ていると、私のタイムラインには子育てに関する投稿が多く流れてきます。これは、自分自身がその世代になったからというのもあるでしょうし、関心のあるトピックを中心に情報を追っているからでもあります。タイムラインに流れる子育て関連の投稿は、時に共感できるものもあれば、考えさせられるものもあります。
例えば、先週Xで話題になっていた「スタバでの子どもに関する騒動」。
ある方がスタバで利用中に、隣に座ったベビーカーに乗ってる赤ちゃんがバッグを引っ張り、飲み物をぶちまけてしまったというエピソードが投稿され、母親側と利用客側で意見が衝突。その後、別の方が「ベビーカーでスタバに行ってはいけない」といった投稿をした方がおり、今度はその方が炎上。
正直、どちらの立場の気持ちもわかるんですよね。
私は子どもが生まれる前、そこまで子どもが好きというわけではありません。むしろ、自分の子ども以外は苦手意識があり、できる限り関わりたくないとさえ思っています。正直なところ、公共の場で子どもが騒いでいるのを見ると「うるさいな…」と思ってしまうこともあります。他人の子どもを「かわいいな」と思うこともリアルではほとんどなく、「子育てをすれば変わるかも」と期待していましたが、意外とその感覚はあまり変わらなかったんです。むしろ、自分の子どもに対する愛着が強くなる一方で、他の子に対してはそれほど気持ちが変わらないことに気づきました。
ママさんもきっと、子育てを頑張っている自分へのご褒美としてスタバに行ったのだと思います。子どもと一緒に外出するだけでも大変なのに、たまには自分の時間を楽しみたい気持ちもあるでしょう。一方で、静かに過ごしたい人にとっては、思いがけないトラブルに巻き込まれ、強いストレスを感じたことも理解できます。
独身時代であろうと、子育て世代であろうと、スタバはどちらにとってもご褒美のような場所。どちらの背景も完全にはわからないからこそ、あっさーい結論しか出せませんし、正解もわかりません。
ただ、自分がどちらかの立場になった際には、カッコよく対応できればいいですよね。パニクってしまいそうですが…。そんなときこそ、落ち着いて、相手の立場を少しでも考えられるようになりたいなと思います。
子育てをしていると、こうした「他者との距離感」や「公共の場でのマナー」について、改めて考える機会が増えます。自分の価値観がすぐに変わるわけではないけれど、少しずつでも柔軟に対応できるようになれたらいいな、と思っています。
っていう雑記です。