はじめに
「あれ?これ、真似してる?」
そんな風に感じる瞬間が増えてきた今日この頃。1歳の娘が、私たちの行動をマネするようになりました。
前までは、リモコンやスマホ、スリッパは「舐めるもの」だったのに、最近では「ボタンを押す」「履こうとする」など、本来の使い方をしようとしているんです!
例えば、大人用のスリッパを履こうとしてみたり、リモコンでテレビを消してみたり、スマホを耳に当てて会話するふりをしてみたり。ほんのちょっと前までは、何でも口に入れて確かめてたのに、今では使い方を理解して、マネしようとしてるんです。
こういう「真似っこ行動」、子どもの成長にとってめちゃくちゃ大事なプロセスらしいですね。今回は、うちの娘の成長を実感したエピソードを交えながら、1歳児の「真似っこ」について語っていこうと思います。
1歳児の「真似っこ行動」エピソード
寝息やイビキの真似をする
親が寝てるときの寝息やイビキの音を真似することも増てきました。「スー、スー」って寝息の音を立てたり、「グーカー」ってイビキの真似をして、こっちを見てニヤニヤしてる姿は天使です。毎回この真似をされるたびに痩せよって思ってます
スマホを耳に当てて話す真似をする
うちは家であんまり電話しないんですが、スマホをいじる姿はよく見てるせいか、娘がスマホを耳に当てて「あうあう」と話す真似をするようになりました。まるで誰かと通話してるみたいで、めっちゃ可愛い。「もしもし?」って言うと、「あー、あ””ー!!!」って返してくれることもあって、なんか会話してる気分になります。
リモコンでテレビを操作しようとする
少し前までは、リモコンって「食べもの」だったんです。でも、最近ではリモコンを握ってボタンを押すことが増えてきて、ある日ふと気づくと、なんと自分でテレビをつけたり消したりしてたんですよ!消されるたびに「やめてー!!」って叫ぶと笑ってます。天使です。親がいつもリモコンを使ってるのをしっかり観察してたんですね。
大人用のスリッパを履こうとする
最近、娘が大人用のスリッパを持ってきて、自分の足に当てて履こうとしてました。当然ながらサイズが大きすぎてうまく歩けるわけないんですが、それでも何度もトライ!親が履いてるのを見て、「私もやりたい!」って思ったんでしょうね。スリッパを履いて歩こうとしてる姿、もう可愛すぎて悶絶もんでした。天使です。
教育番組のダンスを真似してジャンプする
最近では、幼児向けの教育番組を見ながら、一緒にジャンプするようになりました。前はただ手を振るだけだったのに、今では音楽に合わせて飛び跳ねる姿が見られて、めっちゃ楽しそう!
飲み物を飲んだ後に「プハー!」って言う
水やジュースを飲んだ後に、大人みたいに「プハー!」って満足げな顔をすることもあります。まるで一杯飲み干した後の大人みたいで、思わず吹き出しちゃう瞬間です。我が家はどちらもお酒を飲まないので、完全にテレビの影響ですね。かわいいです。
子どもが「真似っこ」をする理由
「なぜ子どもは真似をするの?」
実は、子どもが「真似をする」=脳が成長しているサイン!
1歳を過ぎると、子どもは親の行動を細かく観察し、それを真似するようになります。これは単なる遊びではなく、社会性・知能・運動能力の発達においてとても重要なプロセスです。
親の行動を見て「自分もやってみたい!」と感じるのは、子どもの学習の基本的なスタイルであり、この時期の子どもにとっては、模倣が最大の学びの手段になります。
1. 言葉の発達につながる
真似をすることは、言葉を学ぶための最初のステップです。特に1歳ごろの子どもは、音のリズムやイントネーションをまねすることから始めます。
例えば、親が電話で「もしもし?」と言っていると、それを聞いた子どもはスマホのおもちゃを持ち、「あー、うー」と発声するようになります。これは、単に音を出しているのではなく、「言葉を使うと会話が成立する」ということを体験的に学んでいるそうです。
また、親が「いただきます」や「バイバイ」と言うたびに一緒に言おうとするのも、言葉の発達の大切な過程。親が日常的にしっかりと話しかけることで、子どもはより多くの言葉を吸収し、言語能力が発達していきます。
- リアクションを大きくする 「すごいね!」「できたね!」と大げさに褒めることで、子どもはもっと真似をしたくなる!
- 一緒にやってみる スリッパを履こうとしていたら、「ママも履くね!一緒にやろう!」と声をかけると、子どもは学びやすくなる。
- おもちゃや絵本を活用する 子ども用のリモコンやスマホおもちゃを渡して「もしもし?」と話しかける 動物の鳴き声を真似する絵本で、親子で遊ぶ
2. 生活習慣を学ぶ
子どもは真似を通して、日常生活に必要な習慣を少しずつ身につけていきます。スリッパを履こうとしたり、リモコンを操作しようとするのは、親が普段何気なく行っている動作を見て「これって大事なことなんだ!」と感じているからです。
例えば、親が歯磨きをしていると、子どもも歯ブラシを持ちたがることがあります。これは、「歯磨きをすることが大切な習慣だ」と学んでいる証拠。最初はうまくできなくても、親と一緒に少しずつ繰り返すことで、やがて自分でできるようになります。
また、食事のときにスプーンを使おうとするのも、親が使っているのを見て「自分もやってみたい!」と感じるから。こうして日々の生活の中で、自然とルールや習慣が身についていくのです。
- 「見せる」ことを意識する:大人がやっている姿を見せながら、「こうやってするんだよ」と伝える
- 子どもサイズの道具を用意する:子ども用スリッパやスプーンを用意すると、より真似しやすくなる
- 少しずつ手伝わせる:「おもちゃを片付けようね」「スプーンで食べてみようね」など、子どもができる範囲で参加させる
3. 社会性が育まれる
真似をすることで、子どもは「人との関わり方」を学んでいきます。これは、将来的なコミュニケーション能力にも大きく影響します。
例えば、大人が笑えば子どももニコニコする、誰かに手を振れば子どももバイバイをする。こうした行動の真似は、単なる動作のコピーではなく、「他者との関わり方」を学ぶ第一歩なのです。
また、子ども同士でも真似っこ遊びをすることがあります。保育園や公園で、他の子が走り回っていたら一緒に走ろうとするのも、「みんなと同じことをしたい」という社会性の表れです。
特に、親の言動や態度は、子どもの社会性に大きく影響を与えます。例えば、親が「ありがとう」と言う習慣があれば、子どもも自然と「ありがとう」と言うようになります。親が優しく接していれば、子どもも優しくなり、親が怒りっぽければ、子どもも同じように怒りやすくなる傾向があります。
- ポジティブな行動を見せる:「ありがとう」「ごめんね」など、良い習慣を積極的に伝える
- 子どもの気持ちに共感する:「楽しいね」「嬉しいね」と感情を言葉にすることで、子どもが感情を学びやすくなる
- 他の子どもとの関わりを増やす:友達や兄弟と遊ぶ機会を作ることで、さらに社会性が育つ
まとめ
1歳児の真似っこ行動は、成長の大切なサイン。ほんの少し前までは「舐める対象」だったものが、本来の使い方を理解し始め、「やってみたい!」という気持ちがどんどん膨らんできています。
この時期の子どもは、親の行動をしっかり観察しながら、自分なりに学び、吸収していきます。だからこそ、親としては日常生活の中でポジティブな行動を見せることが大切。小さなことでも、「すごいね!」「上手だね!」と声をかけながら、子どもの好奇心を大切にしていきたいですね。
また、真似っこを通じて、言葉の発達や生活習慣、社会性を育むことができます。子どもが何かを真似し始めたら、それは学びのチャンス!その成長を優しく見守りながら、一緒に楽しんでいきましょう。
あなたのお子さんは、どんな真似をしていますか? ぜひ、コメントやSNSでシェアして教えてくださいね!
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