はじめに
こんにちは、ワタナベです!
我が家には1歳半の長女と、生後まもない次女がいます。今回は、育児の中でも焦りがちな「赤ちゃんの発熱」についてまとめてみました。
「急に熱が出てびっくりした」
「夜中で病院にも行けず、不安すぎる…」
そんなときにまず自宅でできることと、受診の判断ポイントを、パパ目線でわかりやすく紹介していきます!
【前提】赤ちゃんの「発熱」は何度から?
赤ちゃんの発熱は38.0℃以上がひとつの目安。37.5℃を超えると「微熱」とされますが、平熱が高めの子もいるので焦りすぎなくて大丈夫です。
体温 |
判定 |
対応の目安 |
---|---|---|
36.5〜37.4℃ |
平熱 |
特に問題なし |
37.5〜38.0℃ |
微熱 |
様子を見てOK |
38.0℃以上 |
発熱 |
状況によって医師へ相談 |
自宅でできるケア①:こまめな水分補給
赤ちゃんは大人よりも脱水になりやすいので、水分補給が最優先!
母乳・ミルク・白湯・ベビー用イオン飲料などを、少量ずつこまめに与えるようにしましょう。
自宅でできるケア②:室温・湿度の管理
熱があるときは、暑すぎず寒すぎずが大事。
理想的な環境は以下の通りです。
-
室温:20〜22℃
-
湿度:50〜60%
加湿器や温湿度計を使って調整してみてください。
【おすすめアイテム】
TANNITA デジタル温湿度計(見やすくてシンプル)
アイリスオーヤマ 加湿器
自宅でできるケア③:無理に食べさせない
「ごはん食べないけど大丈夫?」と心配になりますが、食欲がないのは自然な反応。
水分がとれていて、機嫌もそこまで悪くなければ様子見でOKです。
体調が戻ると自然と食欲も回復してきますよ!
自宅でできるケア④:安静にさせる工夫
元気に見えても、身体はウイルスと戦っている状態。できるだけ安静に過ごせる環境を作ってあげましょう。
・布団は軽め
・汗をかいたら着替え(肌着多めにストック)
・頭を少し高くして寝かせると呼吸が楽に
自宅でできるケア⑤:解熱剤の使用(医師の指示がある場合)
38.5℃を超え、ぐったりしているときは、医師から処方された座薬やシロップの解熱剤を使用してOK。
【注意点】
-
自己判断で市販薬を使わない
-
指示された量・タイミングを厳守
-
熱が下がっても元気がないときは再受診
【重要】発熱の原因を冷静に振り返ろう
赤ちゃんの発熱=感染症と思いがちですが、予防接種の副反応もよくある原因のひとつです。
主なワクチン別の副反応の特徴
ワクチン名 |
発熱時期 |
特徴 |
---|---|---|
B型肝炎、ヒブ、肺炎球菌 |
当日〜翌日 |
軽めの熱が多い |
四種混合、MR(麻しん風しん) |
5〜10日後 |
高熱が出ることも |
ロタウイルス |
少ない |
下痢・嘔吐が主な症状 |
【体験談】
長女は四種混合接種の約1週間後、38.5℃の発熱。焦りましたが、接種記録を見返して納得。記録をとっておくと冷静に判断できます。
夜間に発熱したらどうする?
夜中に熱が出ると、パパママの不安も倍増しますよね。
そんなときに備えて、以下を覚えておくと安心です。
夜間の対応ポイント
-
38℃前後でも元気があれば、朝まで様子見OK
-
水分がとれない、ぐったりしているなら迷わず**#8000(小児救急相談)**に連絡
-
解熱剤があれば、医師の指示に従って使用してOK
【メモ】
→「#8000」は全国共通の小児救急相談ダイヤル。夜間や休日でも相談可能!
熱性けいれんに備えておこう
1歳前後〜5歳くらいまでの子は、熱性けいれんを起こすことがあります。
こんな症状に注意!
-
白目をむいて手足がつっぱる
-
呼びかけに反応しない
-
数分間動かない
けいれんが起きたときの対処法
-
平らな場所に寝かせる(吐いても窒息しないように横向き)
-
時間を計る(5分以内なら多くは自然におさまる)
-
けいれんが5分以上続く or 初めてなら 救急要請(119)
こんなときは病院へ!
以下のような症状があれば、すぐに受診か電話相談をおすすめします。
-
生後3ヶ月未満で38℃以上
-
水分が全くとれない
-
ぐったりしていて目を開けない
-
呼吸が苦しそう・息が速い
-
けいれんを起こした
よくある質問Q&A
Q:お風呂は入れてもいい?
→熱があるときは避けましょう。解熱してから1日様子を見てOK。
Q:登園のタイミングは?
→解熱して24時間以上経過、食欲や機嫌が戻っていればOKです(園のルールも確認を)。
最後に|親の冷静さが赤ちゃんを守る
赤ちゃんが熱を出すと、どうしても焦ってしまうもの。
筆者も初めてのときは、夜中に体温計を握りしめて「どうしよう…」とオロオロしていました。
でも、発熱=すぐ病院ではなく、「自宅でできること」を知っておけば冷静に対応できます。
不安なときは#8000や小児科にすぐ相談を!