はじめに
「赤ちゃんっていつ寝返りするんだろう?」「月齢ごとに何ができるようになるのかな?」
初めての子育てだと、つい気になって調べてしまいますよね。
筆者の家庭でも、長女と次女で成長スピードが全く違い驚かされました。
次女は生後4ヶ月で寝返り成功。夫婦で思わず歓声をあげた瞬間でした。
一方で長女は5ヶ月2週目で寝返り。姉妹でもこんなに差があるんだな、
と改めて「赤ちゃんの成長には個人差がある」ことを実感しました。
この記事では、月齢ごとの発達の目安を一覧表にまとめ、
体験談や注意点も交えてご紹介します。
(参考:こども家庭庁「乳幼児身体発育調査」)
月齢別 成長早見表
月齢 |
主なできること |
わが家の体験 |
ポイント |
---|---|---|---|
0〜1ヶ月 |
原始反射、1日の大半は睡眠 |
ほとんど寝ていた |
抱っこや声かけが安心につながる |
2ヶ月 |
社会的微笑、首がしっかり |
初めての笑顔に感動 |
スキンシップを増やす時期 |
3ヶ月 |
首すわり、声を返す |
長女はよく「あー」と返事 |
縦抱っこが安定してくる |
4ヶ月 |
腹ばいで首持ち上げ、寝返り始まる |
次女が寝返り成功! |
プレイマット必須 |
5ヶ月 |
寝返り安定、足を持って遊ぶ |
長女が初寝返り |
行動範囲が一気に広がる |
6ヶ月 |
首すわり完了、おすわり準備、離乳食開始 |
レトルト食品が活躍 |
椅子や食器を用意 |
7〜8ヶ月 |
おすわり安定、ハイハイ、人見知り |
コンセント対策を開始 |
安全グッズが必須 |
9〜10ヶ月 |
つかまり立ち、バイバイジェスチャー |
棚を開け始め大慌て |
チャイルドロック導入 |
11〜12ヶ月 |
つたい歩き、初めの一歩、意味ある言葉 |
誕生日に初歩きに感動 |
食事の自立も進む |
月齢ごとの詳しい解説
0〜1ヶ月
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ほとんど眠って過ごす時期
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モロー反射や把握反射が盛ん
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光や音への反応が少しずつ出てくる
👉 パパやママの声をたくさん聞かせてあげると安心します。
2ヶ月
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「にこっ」と笑う社会的微笑
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首が徐々にしっかり
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手足をよく動かす
👉 初めての笑顔は忘れられない瞬間。写真に残しておくのがおすすめです。
3ヶ月
-
首すわりが安定してくる
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声を出して応える
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指しゃぶりの始まり
👉 コミュニケーションが増え、家族全員が笑顔になる時期です。
4ヶ月
-
腹ばいで首をしっかり上げる
-
両手を合わせて遊ぶ
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寝返りする子も
👉 我が家の次女はこの時期に寝返り成功!長女は5ヶ月2週目だったので、姉妹で違いを実感しました。
5ヶ月
-
寝返り安定
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自分の足を持って遊ぶ
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表情がさらに豊かに
👉 転落や窒息防止のためにベビーベッドガードやジョイントマットが役立ちます。
6ヶ月
-
首すわり完了
-
おすわり練習開始
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離乳食スタート
👉 我が家では長女の時はひたすらレトルト食品。次女の時はレコルトのスープメーカーが大活躍予定。
7〜8ヶ月
-
おすわり安定
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ハイハイ開始
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人見知りピーク
👉 この時期はおもちゃサブスクの活用がおすすめ。定期的に新しいおもちゃが届き、赤ちゃんの好奇心を刺激してくれます。
9〜10ヶ月
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つかまり立ち
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バイバイやパチパチ
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好奇心旺盛
👉 我が家の長女は棚を開け始めたのでチャイルドロックを導入。転倒・誤飲防止に欠かせません。
11〜12ヶ月
-
伝い歩きから初めの一歩へ
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「ママ」「パパ」と意味のある言葉
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手づかみ食べ
👉 初めて歩いた瞬間は一生ものの思い出。動画に残しておくと後で必ず宝物になります。
よくある親の悩みQ&A
Q:4ヶ月なのに寝返りしない、大丈夫?
A:平均は5〜6ヶ月ごろ。個人差が大きいので心配不要。ただし健診で相談しても◎。
Q:離乳食を全然食べてくれません…
A:1歳までは栄養はミルクや母乳がメイン。焦らず「食べる練習」と捉えましょう。
Q:9ヶ月でハイハイしません
A:ハイハイせずに歩き始める子もいます。体の動きがスムーズなら問題なし。
成長を助けるおすすめアイテム比較
アイテム |
特徴 |
おすすめポイント |
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プレイマット |
厚みがあり転倒防止 |
寝返り期の必需品 |
ベビーチェア(ロングユース型) |
0歳から大人まで使用可 |
離乳食〜学習机まで使える |
おもちゃサブスク |
定期交換で飽き防止 |
知育と安全を両立 |
コンセントカバー |
感電防止 |
ハイハイ期の必需品 |
チャイルドロック |
棚・引き出し対策 |
誤飲やケガを防ぐ |
注意点と心構え
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成長の目安はあくまで「平均」
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発達のスピードは兄妹でも全く違う
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不安を感じたら小児科や健診で相談
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まとめ
赤ちゃんの成長は、同じ兄妹でも本当にスピードが違います。
わが家では次女は4ヶ月で寝返り、長女は5ヶ月2週目。
その小さな違いを目の当たりにして、
「子どもって一人ひとり違うんだな」と改めて実感しました。
つい他の子と比べて不安になったり、
SNSの成長記録を見て焦ったりしてしまうこともあります。
けれど、赤ちゃんにとっては“今日できたこと”がすべてであり、
その瞬間を一緒に喜んであげることが何よりの愛情だと思うんです。
寝返りを初めて見た日のこと。
「コロン」と体を返した瞬間、
夫婦で顔を見合わせて思わず笑顔になったのを今でも覚えています。
昨日までできなかったことが今日できるようになる、
その奇跡を間近で見られるのが子育ての一番のごほうびかもしれません。
安全対策や便利アイテムを整えることも大切ですが、
それ以上に大切なのは「比べないで、その子のペースを信じて待つこと」。
赤ちゃんの小さな一歩を家族みんなで拍手して、たくさん抱きしめてあげましょう。
育児はあっという間。
いつか振り返ったとき、「あの頃が一番幸せだった」と思えるように――。
今この瞬間を、大切に過ごしていきたいですね。