はじめに|今はお風呂好きでも油断できない?
「うちの子、最近お風呂を嫌がるようになった」
「顔に水がかかると泣くようになった」
そんな声、ママ友やSNSでもよく見かけませんか?
実は、今お風呂が大好きな子でも、成長の過程で突然水嫌いになることは珍しくありません。
原因はさまざま。
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顔や頭に水がかかるのが怖くなった
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シャワーの音にびっくりする
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シャンプーの泡が目にしみた記憶が残る
我が家の長女(1歳10ヶ月)は今のところお風呂が大好き。
湯船でアヒルを浮かべればニコニコ、泡でおひげを作れば大爆笑です。
ですが、子育ての先輩や保育士さんから「2歳前後で突然お風呂拒否が始まる子も多いよ」と聞き、
“今の好き”を長く続けるために意識的に取り組むようになりました。
この記事では、我が家の実践と専門家アドバイスをもとに
水を怖がらない子に育てる5つのステップを詳しくご紹介します。
さらに、
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水遊びのOK/NGルール作り
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実際にあった「水筒ひっくり返し事件」
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おすすめグッズ比較
も盛り込んでいます。
「お風呂好き」をキープしたいパパママは、ぜひ最後まで読んでください。
ステップ1|お風呂を「遊び場」にする
理由
子どもにとって“楽しい記憶”は強く残ります。
「お風呂=楽しい場所」という感覚を持たせることで、
水への苦手意識が生まれにくくなります。
わが家の実践
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アヒルや魚型のバストイで「つかまえたゲーム」
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泡で王冠やおひげを作って“泡変身”
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コップでお湯を移し替える「お湯リレー」
声かけ例
「今日はアヒルさん何匹捕まえられるかな?」
「泡の帽子できたよ!鏡で見てみる?」
専門家コメント
日本スイミング協会指導員によると、
「水遊びは脳への感覚刺激になり、運動機能や情緒発達にも良い影響を与えます。遊びの要素を入れると水への恐怖心は生まれにくい」
(出典:shinga-s-club.jp)
ステップ2|乳児期から顔や頭に水がかかる経験を習慣化
理由
水嫌いの原因の多くは「顔や頭に水がかかる経験が少ない」こと。
小さい頃から慣らすことで、成長後も抵抗感が生まれにくくなります。
わが家の習慣
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泡を流すときは乳児期から頭からシャワー
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水圧は弱め、お湯はぬるめ
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「ジャーするよ〜!」と予告してからかける
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泣かなかったらその場で褒める
専門家コメント
KIDSNAではこう説明されています:
「いきなり水をかけられるとびっくりしちゃうから、足元からかけて赤ちゃんに気持ちの準備をさせてあげることが大事…足元、膝、お腹、肩…と少しずつ体の上に移動させていきましょう」
(出典:kidsna.com)
JSSスイミングスクールの記事でも、
「頭から水がかかってしまうことが怖いと感じる子どももいます。まず手や肩から水を少しずつかけていくようにしましょう」
(出典:jss-group.co.jp)
ステップ3|日常生活でも水に触れる時間を作る
理由
日常で水に触れる機会を増やすことで、
「水は身近で楽しい」という感覚が育ちます。
わが家の遊び例
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洗面器でコップ移し遊び
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ベランダでジョウロ水遊び(ぬるま湯)
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食器洗いごっこ(プラスチック食器限定)
ステップ4|遊びすぎ防止のルールを作る
エピソード:水筒ひっくり返し事件
ある日ランチ中、長女が水筒を倒してこぼれた水で手をバシャバシャ。
本人は大喜び…しかしテーブルも服もびしょ濡れ。
その後、「水は遊ぶ場所と時間があるんだよ」と教えるようになりました。
わが家の水遊びOK/NGルール
シーン |
遊びOK |
遊びNG |
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お風呂 |
◎ |
ー |
水遊び用ビニールプール |
◎ |
ー |
ベランダや庭のジョウロ |
◎ |
ー |
食事中の飲み水 |
ー |
× |
水筒やコップの水 |
ー |
× |
公園の水飲み場 |
手洗いOK |
水遊びは× |
ステップ5|季節ごとの“水イベント”を楽しむ
水慣れをさらに楽しくするには、季節感のある遊びを取り入れるのがおすすめ。
季節別アイデア
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夏:水鉄砲やビニールプール
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秋:落ち葉を浮かべてすくう
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冬:湯船にカラーボールを浮かべる
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春:お風呂で花びら浮かべ遊び
ステップ6(応用)|小さな成功体験を積み重ねる
気分や体調で入りたくない日もあります。
そんな時でも少し入れたら「すごいね!」と褒めてあげましょう。
褒め方例
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「今日も頭からジャーできたね!」
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「泡で帽子作れたね!」
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「アヒルさんと仲良くできたね!」
まとめ
水を怖がらない子に育てるポイントは
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お風呂を遊び場に
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乳児期から顔や頭に水がかかる経験(段階的に)
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日常でも水遊び(ルールとセットで)
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遊びすぎ防止ルール作り
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季節イベントで水を楽しむ
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成功体験を褒める
水は楽しいけれど危険もあるからこそ、
遊びとルールをセットで教えることが大切。
今のお風呂好きが、将来プールや海でも笑顔で遊べる土台になります。
まずは今日のお風呂から、ひとつ遊びを取り入れてみませんか?
お気に入りのバストイや泡ボディソープを用意すれば、
笑顔の時間がもっと増えます。