はじめに
子どもが生まれてから、初めての家族旅行を計画すると、楽しみな気持ちと同時に「本当にうまくいくだろうか?」という不安もつきまといます。独身時代や夫婦二人だけの旅行とは違い、子どもと一緒となると持ち物の準備や移動手段、宿泊先の選び方など、考えなければならないことが一気に増えますよね。
特に赤ちゃんや小さな子どもと旅行する場合、「何を持っていけばいい?」「授乳やお昼寝のタイミングはどうする?」「外食はうまくできるのか?」「移動中にぐずったらどうしよう?」といった悩みが次々に浮かんできます。我が家も、初めての子連れ旅行を計画したときは、ワクワクする気持ちよりも、「大変なことにならないかな?」という不安の方が大きかったかもしれません。
そんな中で、私たちは自家用車で行ける距離の観光地を選び、子育てプランが充実した宿に宿泊することで、できる限り安心して旅行を楽しめるように工夫しました。赤ちゃんとの旅行が初めての方でも、しっかり準備すれば快適に過ごせることを実感したので、今回は我が家の体験談を交えながら、子連れ旅行で気をつけたことや便利だったポイントを詳しく紹介します。
「子どもと一緒に旅行に行きたいけれど不安がいっぱい……」そんな方に少しでも役立つ情報をお届けできればと思います。これから家族旅行を計画される方の参考になれば幸いです。
旅行の目的地選び
車移動を選んだ理由
我が家の子どもは、車移動をあまり嫌がらないタイプなので、自家用車で行ける距離の観光地を選びました。子連れ旅行で車移動を選ぶメリットとして、以下の点が挙げられます。
- 荷物が多くても安心:オムツや着替え、ミルクなど、必要なものをたくさん持ち運べる。
- 好きなタイミングで休憩できる:サービスエリアや道の駅で適宜休憩を取れる。
- ぐずっても周囲を気にしなくてよい:公共交通機関だと周囲への配慮が必要だが、車なら自由度が高い。
- 移動中に寝かせやすい:長時間の移動でも、チャイルドシートでしっかり固定し、安心して寝かせることができる。
- 旅程の変更がしやすい:急な天候の変化や子どもの体調に合わせて、柔軟に予定を変えられる。
特に、小さな子どもがいると「急に泣き出す」「授乳が必要になる」こともあるため、車移動は安心感がありました。途中で休憩できる場所を事前に調べ、観光地までのルートにベビールームのある施設や、遊び場のある道の駅を見つけておくとよりスムーズに移動できます。
また、子どもとの旅行は予定通りには進まないことを前提に考えておくことも重要です。
- 予期せぬぐずりや体調の変化で、急な予定変更が必要になることもある。
- 目的地に到着する時間がずれる可能性が高いので、余裕を持ったスケジュールを組む。
- すべての観光スポットを回ろうとせず、優先順位を決めて行動する。
- 無理にスケジュールを守ろうとせず、子どものペースに合わせる。
柔軟な対応を心掛けることで、ストレスを減らし、より楽しい旅行にすることができます。むしろ1日目は宿に着ければおっけーくらいの気持ちでいた方が気が楽です。無理なものは無理です。
宿選びの優先事項
1. 子育て世代向けプランの有無
子育てプランが充実している宿を優先しました。具体的には、
- ベビーベッドやおむつ用ゴミ箱の貸し出し
- 離乳食の提供
- キッズスペースや遊び場の設置
- お風呂にベビー用椅子や滑り止めマットの完備
- おもちゃや絵本の貸し出し
子どもが快適に過ごせるサービスが整っているかをチェック。
また、子育て世代が多く宿泊している宿なら、子どもが多少ぐずっても気を使いすぎなくてOKというメリットもあります。
他の家族も同じように子連れなので、館内は常に賑やかです。「静かに過ごしたい」と思う場合は、一般的な旅館の方が向いているかもしれません。
2. 家族風呂の有無
大浴場も魅力的ですが、子連れだと家族風呂の方が気兼ねなく入れるため、家族風呂がある宿を選びました。
- 露天風呂付き客室も候補だったが、コストが高い&人気の観光地では予約がすぐ埋まる。
- 家族風呂なら1回3000円程度で利用可能なので、コスト面でも手頃。
- 周囲を気にせず子どもと一緒にゆっくり入浴できる。
- ベビーバスや滑り止めマットが備え付けられていることもあり、安全に入浴できる。
3. 部屋タイプの選択
和室を選ぶか洋室を選ぶかも悩みどころですが、以下のようなポイントを考慮しました。
- ハイハイや寝返りの時期の赤ちゃんなら和室が安心。畳の上なら転んでもケガのリスクが少なく、布団を敷けば寝返りを打っても安心です。
- ベッドタイプの部屋ならベッドガードの有無を確認。落下の危険を防ぐため、宿泊先に事前に確認するのがベストです。
- 防音対策が施されている部屋があるかチェックすると安心。特に子どもが夜泣きをする場合、周囲の宿泊客へ迷惑をかけないよう配慮できます。
- 洗い場付きのお風呂があるか確認。大浴場に行くのが難しい場合、部屋のお風呂に洗い場があると便利です。
- 子ども用アメニティの有無。宿によっては、子ども用のパジャマやスリッパ、歯ブラシが用意されていることもあります。
子どもの年齢や行動範囲を考慮して部屋を選ぶと、より快適に過ごせます。
- 楽天ポイントも貯まるため利用者が多い【日本最大級の旅行サイト】楽天トラベル
- 高級ホテル・旅館向け
温泉旅館の格安予約サイト『一休.com』
- 格安航空券・レンタカーの予約が可能格安レンタカー予約 スカイチケットレンタカー
-
子連れプランのある宿泊施設が多い【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
4. 旅行前の持ち物チェックリスト
実際に持って行って役立ったものをまとめます。
車移動で必須のアイテム
✔ おむつ・おしりふき(余分に持っていく)
✔ お気に入りのおもちゃ・絵本
✔ おやつ・飲み物(ぐずり対策)
✔ 着替え(汚れることを想定して多めに、1泊分余分に持って行ってます)
✔ ベビーカーもしくは抱っこ紐
宿泊時に便利だったもの
✔ 使い慣れたスリーパー、パジャマ(快眠対策)
✔ ベビーソープ(大人用備え付けは肌に合わないことも)
まとめ
旅行は楽しい思い出になりますが、どれだけ準備をしても想定外のことは起こるもの!
私たちも、あれこれ準備して向かったものの、日中は楽しく過ごせたのに… 夜は3時間おきに夜泣き!
「子育てって本当に難しい…!」と思いつつも、そんな状況すら愛おしく感じている自分もいました。
気負いすぎず、楽しむ気持ちが大事!
✔ 自家用車で行ける範囲なら移動が楽で安心!
✔ 子育てプランが充実した宿なら、気兼ねなく過ごせる!
✔ 家族風呂があると、子どもとリラックスして入浴できる!
✔ ぐずり対策や持ち物準備をしっかりすれば、快適に過ごせる!
✔ 旅程は詰め込みすぎず、子どものペースに合わせるのが大切!
初めての家族旅行は不安も多いですが、しっかり準備をすれば、素敵な思い出になります。これから家族旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!