はじめに
こんにちは、ワタナベです。
日々、1歳の娘と格闘(?)しながら育児に励んでいる、パパライターです。
子育てをしていると、ふとした瞬間にこう思うこと、ありませんか?
「この子、私のこと好きでいてくれてるのかな?」
「ちゃんと愛情って伝わってるんだろうか…?」
特に、0歳〜1歳くらいの赤ちゃんはまだ言葉を話せないので、「大好き!」や「ありがとう」って言ってくれるわけじゃないですよね。
でも、実は赤ちゃんって、小さな体と仕草で“ちゃんと愛してるよ”ってメッセージを送ってくれてるんです。
この記事では、0〜1歳児が見せる愛情表現を5つに分けてご紹介します。
そして、毎日頑張っているパパやママに向けて、「その頑張りはちゃんと伝わってるよ」というメッセージをお届けできればと思います。
1. ジーッと目を見つめてくるのは「だいすき」のサイン
赤ちゃんがふと、こちらの顔をじーっと見てくることってありませんか?
我が家では、特に寝る前の抱っこのときに長女とよく目が合います。最初は「なに?顔に何かついてる?」なんて思ってましたが、調べてみると、これって愛情表現なんですって。
赤ちゃんは、生後1ヶ月ごろから少しずつ視力が発達し、人の顔を見つめるようになります。特に、いつもそばにいるママやパパの顔をよく覚えて、自然と目で追うようになるそう。
この“じっと見つめる”行動には、安心感や信頼感がぎゅっと詰まっているんですね。
ある日、夜泣きでぐったりしながらあやしていた私に、娘がうっすら目を開けて、ジーッと見つめてきたことがありました。
その視線に、言葉はなくても「パパありがとう」って言ってもらえた気がして、泣きそうになったのを覚えています。
2. 体をピタッとくっつけてくる=“安心のしるし”
ソファに座っているとき、いつの間にか赤ちゃんがピトッと体を寄せてきている…。
そんな経験、ありませんか?
うちの子も、最近は歩き回れるようになったのに、なぜかすぐ膝に戻ってきます。
これって、ただ甘えてるだけじゃなく、
「あなたが安心できる存在だよ」という愛情のサインなんです。
赤ちゃんは言葉が使えないぶん、スキンシップで気持ちを表現します。
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頭をもたれかけてくる
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抱っこのときにギュッとしがみついてくる
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寝ているときに体をピタッとくっつけてくる
これ全部、「だいすきだから近くにいたい」っていう気持ちなんですよね。
また、スキンシップにはオキシトシン(愛情ホルモン)の分泌を促す効果もあるそうで、親子の絆をより強くしてくれます。
3. 笑顔で応えてくれるのは“うれしい”の気持ち
赤ちゃんの笑顔って、ほんとうに癒されますよね。
私にとっても、どんなに仕事で疲れて帰ってきた日でも、
娘がニコッと笑ってくれるだけで全部報われたような気持ちになります。
この笑顔にも、ちゃんとした意味があるんです。
生後2〜3ヶ月になると、赤ちゃんは「社会的微笑」と呼ばれる笑顔を見せるようになります。
これは、「目が合って嬉しい」「話しかけられて楽しい」という“感情の反応”。
つまり、ちゃんとコミュニケーションを取ってるんですね。
特に、おむつ替えやお風呂上がりに笑ってくれたときなんて、
「パパありがとう」って言われてるみたいでジーンとします。
笑顔は、赤ちゃんからの「一緒にいて楽しいよ」「大好きだよ」のサイン。
見逃さずに、笑顔で返してあげたいですね。
4. あなたのマネをするのは“尊敬”と“興味”のサイン
赤ちゃんが、テレビのリモコンをスマホのように耳に当てて“もしもし〜”って言ってる姿、見たことありませんか?
うちの娘もよく真似していて、最近はティッシュを1枚取り出して、
テーブルを拭く“お掃除ごっこ”まで始めました
実はこれ、愛情のこもった行動なんです。
赤ちゃんは、「大好きな人」「信頼している人」の真似をしたくなります。
それは、興味・憧れ・学びたいという気持ちの表れ。
つまり、パパママのことが好きだから、真似をするんですね。
マネをしてくる行動が増えたら、それは赤ちゃんからの「尊敬してるよ」「一緒にいたいよ」のメッセージかもしれません。
だからこそ、日常のちょっとした仕草にも気をつけたいなと、最近特に思うようになりました。
子どもは、言葉以上に“親の姿”を見て学んでいるんですね。
5. 泣いてるときにそばにきてくれる=“思いやり”
意外と見落としがちなのが、赤ちゃんの“思いやり”。
パパやママが疲れてぐったりしているとき、そっとそばに寄ってくること、ありませんか?
以前、私が風邪気味で横になっていたとき、娘がとことこと歩いてきて、私の顔をじっと見つめてきました。
何も言わず、ただそばにいてくれたんです。
それだけで、なんだか救われた気持ちになりました。
1歳前後の赤ちゃんは、まだ“同情”や“理解”ができるわけではありませんが、
親の表情や雰囲気から何かを感じ取っていると言われています。
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パパの様子がいつもと違う
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声のトーンが低い
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表情がしんどそう
そういった変化に敏感に気づき、「何かあったの?」という気持ちでそばに来てくれる…。
これはもう、立派な愛情表現だと思います。
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子どもなりの愛情表現に気づいてあげよう
赤ちゃんって、思っているよりずっとたくさんの感情を抱えていて、
それを全力で伝えようとしてくれています。
でも、それに気づいてあげられるかどうかは、親のアンテナ次第なんですよね。
育児でバタバタしていると、つい見落としてしまう小さな行動にも、ちゃんと“想い”が詰まっている。
「言葉がないから伝わらない」のではなく、
「言葉がなくても伝わる」ことが、赤ちゃんとの絆を深めるカギになるんだと、
筆者自身も日々実感しています。
まとめ:ことばがなくても、愛はちゃんと伝わってる
赤ちゃんの“愛情表現”は、とてもシンプルで、でも深くてあたたかい。
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見つめる
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くっつく
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笑う
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真似をする
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そばに寄ってくる
どれも言葉はないけれど、「パパ・ママ、だいすきだよ」が込められた行動です。
子育ては、つらくて大変で、くじけそうになることもあります。
でも、そんな毎日の中でふと見せてくれる赤ちゃんの行動が、
実は最大の「ありがとう」なんだって思うと、少し肩の力が抜ける気がしませんか?
今日もあなたのがんばりは、ちゃんと赤ちゃんに伝わっていますよ。