まだ信じてる?子育て迷信を信じすぎて“育児が地獄”になった話【科学で否定された5つのウソ】
こんにちは、ワタナベです!
今回は、「子育て迷信」の話を“ちょっと真面目に”書いてみようと思います。
というのも、僕自身、第一子が生まれて間もない頃、
「それ、昔からそう言うのよ」と言われたアドバイスに振り回されすぎて、
マジで家庭がギスギスしました。特に辛かったのが、“母乳神話”。
我が家では禁句になってます。
この記事では、そんな僕の実体験を交えながら、
今では「いや、それ迷信やん…」と笑えるようになった出来事を、
科学的な視点も添えて紹介していきます!
◆ 「子育て迷信」とは?なぜ今も残るのか
子育て迷信とは、医学的根拠や科学的な裏付けがなく、
主に昔からの経験や言い伝えによって広まった育児アドバイスのことです。
一部は生活の知恵として役立つものもありますが、
現代の育児と合わないことも多く、
かえってパパママの心を追い詰めてしまうことも。
じゃあなんで残るのか?
– 長年の育児経験者(祖父母・地域)の“善意”
– 育児不安を解消する「おまじない効果」
– 「自分もこうしてきたから」という同調圧力
この3つが合わさると、迷信は“正義”として扱われやすくなるんです。
母乳じゃなきゃダメ?プレッシャーで母乳が止まった日
「やっぱり母乳よね〜」
「ミルクだと免疫つかないんじゃない?」
……全部、退院初日に義祖母言われました。
義祖父、義祖母、ご近所さん。皆“良かれと思って”言ってくれる。
でも、その言葉がプレッシャーとなって妻の母乳は出なくなってしまったんです。
結果、うちは完ミ育児に切り替えることに。
でもそれで良かったと今は心から思っています。
▶ 科学的根拠:母乳育児が知能や性格形成に明確な影響を与えるという確かな研究結果はありません(厚労省・WHO資料より)
▶ わが家の学び:「愛情をもって育てる」これが一番。
夜に爪を切ったら不幸になるって…どこのホラー?
夜に赤ちゃんの爪を切ってたら、義祖母から一言。
「そんな時間に切ったら、親の死に目に会えないわよ…」
怖っ!しかも寝てるから今がベストタイミングなんですけど!?
この迷信、元は「暗い中で刃物を使うと危ない」という生活知識が元。
現代では明るい照明もあるし、爪切りの精度も上がってます。
▶ 科学的根拠:もちろん、夜に切っても何の因果関係もありません(笑)
▶ わが家の結論:起きてると危ないから、むしろ寝てる夜がチャンス!
発熱=知恵熱という安心感のワナ
「知恵熱だから大丈夫」
これは筆者が言われて“安心してしまった”パターン。
でも実際は、ウイルス性の発熱。突発性発疹で、座薬を使うまでに悪化していました。
「成長の証」と思っていたら、治療が遅れる可能性もあるんです。
▶ 科学的根拠:「知恵熱」という正式な診断名は存在しません(日本小児科学会)
▶ わが家の反省:「大丈夫」という言葉ほど怖いものはない。
お宮参りの日程をズラしたら怒られた話
長女が生まれた1ヶ月後——
ちょうど私の祖父が亡くなり、
お宮参りの日程と四十九日が重なってしまいました。
「神様に失礼!」と曾祖母に叱られましたが、
さすがに忌中は避けたくて、1ヶ月遅れで実施。
でも、それで長女がどうにかなったか?いいえ、めちゃくちゃ元気です(笑)
▶ 科学的根拠:お宮参りは“絶対”の日程ではありません。地域の風習で大きく異なります。
▶ わが家の視点:「儀式よりも、家族の気持ちとタイミングが大切」
抱き癖がつく?むしろついてほしい!
「抱き癖がつくとワガママになるよ」
……何回言われたか分かりません。
でもね、赤ちゃんって不安だから泣くし、安心したくて求めてくるんです。
そのときに抱きしめてあげることが、信頼関係の第一歩じゃないですか。
長女はいま、「パッパ!」と言って飛びついてきます。
これ、間違いなく“抱き癖”の成果です(笑)
▶ 科学的根拠:乳児期のスキンシップは愛着形成・情緒安定・脳の発達に良いとされています(赤ちゃん学会より)
▶ わが家の確信:「甘やかし」じゃない。「安心感の積み重ね」です。
◆ “迷信”にどう向き合う?パパとしての結論
迷信を全否定するつもりはありません。
そこには先人たちの経験や、赤ちゃんを大切に想う気持ちがあるからです。
でも、その“やさしさ”が、現代のママやパパを追い詰めてしまうこともある。
だからこそ——
「聞き流す力」も育児スキルのひとつです。
家庭に合うスタイルでいい。
大事なのは「誰が正しいか」ではなく「誰が笑ってるか」。
育児に正解はないけど、
迷信に振り回されない子育てができる仲間が増えますように。