はじめに
こんにちは、ワタナベです。
赤ちゃんがミルクをしっかり飲んだはずなのに、
なぜか泣き止まない…そんな経験ありませんか?
筆者も長女が新生児の頃、
「足りないのかな?」「お腹いっぱいなのに泣くのはなぜ?」と悩み、
ミルク後の泣きに振り回されていました。
実際に試行錯誤しながら気づいたのは、
「泣き=お腹が空いた」だけではないということ。
この記事では、赤ちゃんがミルクを飲んだ後に泣く6つの主な理由を中心に、
月齢別の特徴・具体的な対処法・我が家での体験談・専門的なアドバイスをまとめています。
最後には、筆者が実際に役立った便利グッズの紹介もあるので、
参考にしてみてくださいね。
ミルク後に泣く原因を簡単チェック!
「泣いた!」と思ったら、まずはこの流れで原因を確認してみましょう。
チェックすること | YESの場合 | NOの場合 |
---|---|---|
① げっぷは出た? | 縦抱きで背中をトントン / 横向きで休ませる | ②へ |
② 口をモグモグしてる? | 少量ミルクを追加してみる | ③へ |
③ お腹がパンパン?吐き戻しはある? | 飲みすぎの可能性 → 哺乳量やスピードを調整 | ④へ |
④ おむつは汚れていない? | おむつを交換 | ⑤へ |
⑤ 抱っこすると泣き止む? | 甘えたいサイン。スキンシップで安心 | ⑥へ |
⑥ 目をこする・あくびをしてる? | 眠いサイン。寝かしつけへ | それ以外の体調不良の可能性 |
赤ちゃんがミルク後に泣く6つの理由と対処法
1. げっぷが出ていない
赤ちゃんは飲むときに空気も一緒に吸い込みます。胃に空気が溜まると苦しくて泣くんです。
サイン
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背中を反らす
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苦しそうに顔をしかめる
対処法
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縦抱きで背中をトントン
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横抱きにして背中をさする
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哺乳瓶の乳首をスロータイプにする
2. まだお腹が空いている
ミルク缶に書いてある「目安量」はあくまで基準。
成長期の赤ちゃんは一時的に必要量が増えることがあります。
サイン
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口をモグモグ動かす
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手を口に持っていく
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哺乳瓶を離すと泣く
対処法
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10〜20ml追加する
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授乳間隔を少し短くする
3. 飲みすぎて苦しい
「泣く=足りない」と思って足すと、逆に飲みすぎで苦しくなることも。
サイン
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お腹がパンパン
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吐き戻しが多い
対処法
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飲むスピードを調整(乳首を見直す)
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授乳の途中で休憩を挟む
4. おむつが気持ち悪い
意外と多いのがこれ。
ミルク後に落ち着いて「そういえばおむつが気になる!」と泣くことも。
対処法
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飲んだ後に泣いたらおむつもチェック
5. 抱っこしてほしい
お腹が満たされると、安心感を求める子もいます。
サイン
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抱っこすると泣き止む
対処法
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スキンシップを大切にする
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ゆらゆら抱っこ・歌を歌う
6. 眠いサイン
満腹になると眠気が出ますが、
赤ちゃんはうまく寝られずに泣くことも。
サイン
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目をこする
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グズグズ声で泣く
対処法
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照明を落とす
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寝かしつけルーティン(授乳→おむつ→寝室)
(関連記事:赤ちゃんが寝ない夜に試してほしい5つの習慣)
月齢別:ミルク後の泣きの違い
月齢 | よくある理由 | ポイント |
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新生児期(0〜1ヶ月) | げっぷ・飲みすぎ | 1回量が少ないので空気を飲みやすい |
生後3ヶ月頃 | 飲みムラ・眠気 | 授乳リズムが整い始める時期 |
生後6ヶ月頃 | 離乳食との兼ね合い | 食事のリズムに合わせた調整が必要 |
1歳前後 | 甘え・スキンシップ | 「抱っこして!」の要求が増える |
我が家の体験談
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長女(1歳11ヶ月)
新生児期はげっぷが出なくてよく泣いていました。夜中にトントンしても出ないときは、布団に寝かせると「ゲボッ」と吐き戻して大泣き…。親も寝不足でしんどかったです。
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次女(生後4ヶ月)
逆に飲む量が少なくて「もっとちょうだい!」と泣くタイプ。長女と全然違うので、同じ親でも対応に戸惑いました。
やっぱり「赤ちゃんによって違う」というのを実感しています。
小児科医・助産師が伝えるチェックポイント
厚生労働省の資料によると、「泣き=必ずしも空腹ではない」と明記されています。
参考:厚生労働省|授乳と栄養
専門家の多くは「泣き方や仕草を見て、まずはげっぷ・量・体調を確認する」ことを推奨しています。
よくある質問(FAQ)
Q1. ミルク後に必ず泣くのは病気?
→ 多くは一時的な原因。げっぷや眠気が多いです。ただし長時間続く場合や発熱を伴う場合は受診を。
Q2. 泣き止まないときはどうすればいい?
→ 原因を探っても泣き止まない場合は「おくるみ+抱っこ+環境調整」を試してみてください。
Q3. 病院に行く目安は?
→ 吐き戻しが多く体重増加がない / 元気がない / 発熱がある場合は小児科へ。
まとめ
赤ちゃんがミルク後に泣く理由は、
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げっぷが出ていない
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まだお腹が空いている
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飲みすぎて苦しい
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おむつが気持ち悪い
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抱っこしてほしい
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眠いサイン
この6つが主なものです。
泣く=お腹が空いただけではなく、安心感や快適さも大きなポイント。
月齢や個性によっても違うので、観察しながら一番の原因を見つけてあげましょう。
筆者も最初は「泣いた=ミルク追加」しか考えられず失敗しましたが、
少しずつ泣きの理由を読み取れるようになり、育児がぐっと楽になりました。