はじめに
こんにちは、ワタナベです!
「なんでうちの子は抱っこじゃないと寝ないの?」
我が家の長女も、まさに“抱っこマン”でした。
夜中に布団へ置こうとすると即泣き。
背中にスイッチでもついてるのかと思うくらい、置いた瞬間にギャン泣きです。
仕事終わりの寝不足でフラフラになりながら、
夜な夜な抱っこで家の中を歩き回った日もありました。
「ちょっとでいいから寝かせてくれー!」と叫びたくなった経験、
同じようにある方も多いはず。
今回はそんな「抱っこじゃないと寝ない赤ちゃん」の原因と、
少しずつ自力で寝られるようにするための5つのテクニックをご紹介します。
同じように悩んでいるパパ・ママの参考になれば嬉しいです!
なぜ赤ちゃんは抱っこでしか寝ないの?
【1】抱っこ=安心できる環境
赤ちゃんにとって、パパやママの腕の中は「一番安心できる場所」。
お腹の中にいた時の姿勢に近く、
心音のようなリズムを感じられるのでリラックスできるんです。
【2】体温と鼓動が心地よい
赤ちゃんは体温調整がまだ未熟。
抱っこで感じる人のぬくもりと鼓動は、
お腹の中にいたときの音に似ていて安心材料になります。
【3】布団に慣れていない
生後数か月の赤ちゃんは「布団で眠る」という経験が浅いため、
環境が変わると不安になって泣いてしまうことがあります。
抱っこでしか寝ないときに試したい5つの対応策
「ずっと抱っこし続けるしかないの?」と不安になりますよね。
でも工夫すれば、少しずつ“抱っこ卒業”に近づけます。
ここでは筆者が実際に効果を感じた方法を中心に、5つのテクニックをご紹介します。
① 布団を温めておく
布団に置いた瞬間に泣いてしまうのは、温度差が原因の場合も。
-
やり方:湯たんぽや電気毛布、ドライヤーの温風(短時間)で布団を人肌程度に温める
-
注意点:寝かせる前に湯たんぽは必ず取り除く(低温やけど防止)
これだけで置いた瞬間の「ヒヤッ」が減り、スムーズに眠れることがあります。
② スワドル(おくるみ)を活用する
我が家の救世主がスワドル。
モロー反射(ビクッとして起きる現象)を防ぎ、赤ちゃんが安心して眠れます。
実際に使ってよかったポイント
-
抱っこから布団に置いても起きにくい
-
包まれる感覚で安心してスヤスヤ
-
夜中の寝かしつけ時間が短縮
③ ホワイトノイズで環境を整える
ホワイトノイズとは「ザーッ」という一定の音。
赤ちゃんがお腹の中で聞いていた音に近く、安心しやすいといわれています。
-
扇風機や加湿器の音を活用
-
YouTubeのホワイトノイズ動画を再生
-
専用のホワイトノイズマシンを利用
最近は「音+光」で赤ちゃんを落ち着かせるアイテムも人気です。
④ 寝かしつけルーティンを作る
毎晩同じ流れで「次は寝る時間」と教えてあげることが大切です。
我が家のルーティン例
-
お風呂
-
ミルク
-
部屋を暗くする
-
抱っこで子守唄
-
布団へ置く
最初は時間がかかりますが、習慣になれば寝かしつけがぐっと楽に!
⑤ 抱っこ→ユラユラ→トントンへの移行
いきなり「抱っこなし」は難しいので段階を踏みましょう。
-
ステップ1:抱っこで寝かせる
-
ステップ2:布団に置いてトントンで寝かし直す
-
ステップ3:布団の上でトントン→そのまま眠る
少しずつ「抱っこじゃなくても寝られる」習慣が身についていきます。
比較表:5つの方法まとめ
方法 | メリット | 注意点 |
---|---|---|
布団を温める | 置いた瞬間の温度差が減り、起きにくくなる | 低温やけど防止のため、湯たんぽは就寝前に必ず撤去 |
スワドル(おくるみ) | モロー反射を抑え、安心感が高まり入眠が安定 | 夏場は暑さに注意/適切なサイズと装着方法を守る |
ホワイトノイズ | 胎内音に近い一定音で落ち着きやすい | 音量は小さめ・スピーカーはベッドから離して設置 |
寝かしつけルーティン | 「次は寝る時間」と学習し、入眠までがスムーズに | 定着まで時間がかかるため、毎日同じ流れを継続 |
抱っこ→トントンへの段階移行 | 少しずつ抱っこ依存を減らし、自力入眠へ移行 | 焦らず段階を踏む/寝かし直しは静かに短時間で |
やってはいけないNG対応
-
激しく揺さぶる(乳幼児揺さぶられ症候群のリスク)
-
スマホを見ながら長時間抱っこ(姿勢悪化・落下リスク)
-
泣いても無理に放置する
赤ちゃんにとって「眠る」は学習の一部。
安心感を与えながら、少しずつ自力で眠る練習をしていきましょう。
ワンオペでもできる“ながら抱っこ”テク
筆者は平日の夜はワンオペ担当。
抱っこしながら家事をする工夫が欠かせませんでした。
-
抱っこ紐で両手フリーに
-
スイング機能付きバウンサーを活用
-
おんぶスタイルで洗濯・掃除
「ながら抱っこ」をうまく使えば、親の負担もグッと減ります。
最後に|“今だけ”を乗り切るヒント
「抱っこじゃないと寝ない時期」は、必ず終わります。
1歳、2歳…と成長するにつれて自然と一人で眠れるようになります。
筆者も最初は心が折れそうでしたが、今では「大変だったなぁ」と笑って振り返ることができます。
抱っこで寝てくれるのは今だけの貴重な時間。
どうか自分を責めすぎず、「よくやってる」と胸を張ってくださいね。