はじめに
こんにちは、ワタナベです。
子どもとの外出って、楽しい反面、ぐずり対策に頭を悩ませることが多いですよね。
我が家の長女(1歳10ヶ月)も、
レストランや病院の待合室、車での長距離移動など、
じっとしていられない場面がよくあります。
そんなときに頼りになるのが「タブレット」。
これまでは夫婦それぞれが持っているiPadを渡して、
YouTubeやYouTube Kidsを見せていました。
ただ、iPadは高価ですし、落とされたらダメージが大きい。
外出用にもう少し安心して使える端末がほしいと思っていたところ、
プライムセールでAmazon Fire HD 8 キッズモデルが割引されているのを発見しました。
耐衝撃カバーや知育アプリの豊富さに惹かれ、「これなら!」と購入。
でも、使ってみた感想は——
「YouTube目的で買うなら、正直iPadのままでよかった」
今回はその理由と、実際に使って分かったメリット・デメリットを正直にレビューします。
購入前に抱いていた期待
Fire HD 8 キッズモデルを選んだ理由は、大きく3つです。
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YouTubeやYouTube Kidsを外出先でも安心して見せられる
耐衝撃カバーが標準装備で、時間やアプリを制限できるペアレンタルコントロールもある。
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知育アプリや電子書籍が豊富
Amazon Kids+が1年間無料で使えて、年齢別にコンテンツが用意されている。
この知育アプリの充実度にも惹かれましたが、実際に使ってみると長女(1歳10ヶ月)にはまだ早く、内容をしっかり理解して遊ぶのは難しかったです。当たり前ですよね…
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価格が手頃
プライムセールで1万円台前半。iPadの数分の1の価格なら試す価値あり。
「公式アプリなし」問題は理解していた
購入前にAmazonのレビューをしっかり読み、「YouTubeの公式アプリはない」という点は知っていました。
ただ、多くのレビューでこう書かれていたんです。
「Silkブラウザ経由なら見られるから問題なし」
この一言で「なら大丈夫だろう」と判断。
正直、多少不便でも許容できると思っていました。
実際に使ってみて分かった落とし穴
確かにブラウザ経由でYouTubeやYouTube Kidsは見られます。
でも、これが想像以上に使いにくかったんです。
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広告スキップがやりづらい
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動画検索が面倒で、子どもが自分で探せない
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誤タップで別画面に飛びやすい
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再生までにワンテンポ遅れる
そして最大の誤算は、長女が操作に苦戦したこと。
これまでiPadのスワイプやホームボタンに慣れていたため、
Fire HD特有の戻るボタンやタブ切り替えの操作に戸惑いっぱなし。
そのたびに「パパ〜!」と呼ばれ、私や妻がサポートすることに。
外出先で「親が手を離せる時間」を作りたかったのに、結果は逆。
サポート頻度が増えてしまいました。
外出での実例
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ファミレスでのランチ待ち
注文後に「YouTube Kids見たい」と言われ、Fire HDを渡しました。
ところが検索画面からなかなか進めず、広告もスキップできないままフリーズ状態。
「パパ〜!」と3回呼ばれ、そのたびに操作を補助。ゆっくり食事どころではありません。
ただ、事前にダウンロードしておいた『おさるのジョージ』などのアニメなら、Wi-Fiがなくてもスムーズに視聴でき、最後まで大人しく見てくれました。
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病院の待合室
診察までの時間つぶしに利用。
誤タップで別ページに飛んでしまい、長女はお手上げ。診察直前まで画面を戻す作業をしていました。
これもDL済みコンテンツなら操作不要で最後まで静かに視聴でき、待ち時間も穏やかに過ごせました。
結局iPadに戻った理由
我が家でのタブレット利用目的は、今のところほぼYouTubeとYouTube Kidsの視聴。
このメイン用途が快適でないと意味がありません。
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公式アプリがない不便さは想像以上
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子どもが操作に慣れず、親のサポートが増えた
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外出先での“自分で見られる”自由が失われた
この結果、我が家は外出用も自宅用もiPadに戻しました。
Fire HD 8 キッズモデルの良かった点
とはいえ、Fire HD 8 キッズモデルが全くダメというわけではありません。
YouTube以外の使い方ではかなり優秀です。
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耐衝撃カバーで落下に強い
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年齢別の知育アプリや電子書籍が豊富(Amazon Kids+)
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ペアレンタルコントロールで時間・アプリ制限が簡単
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セール時はコスパ抜群
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事前にDLしておけば、Wi-Fiがない環境でも動画が見られる
iPadとの比較表
項目 |
Fire HD 8 キッズモデル |
iPad |
---|---|---|
YouTube視聴 |
△(ブラウザ経由) |
◎(公式アプリ) |
YouTube Kids視聴 |
△(ブラウザ経由) |
◎(公式アプリ) |
耐衝撃性 |
◎(標準カバー) |
△(別売) |
知育コンテンツ |
◎(Amazon Kids+) |
○(App Store) |
操作性 |
△(慣れ必要) |
◎(直感的) |
価格 |
◎(セール1万円台) |
△(数万円) |
総合評価
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知育アプリ・電子書籍専用機としてはおすすめ
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YouTube・YouTube Kidsメインなら非推奨
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公式アプリがない不便さは理解していたが、実際に使うと予想以上にストレス
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小さな子は操作性の違いに戸惑いやすく、親の手間が増える可能性あり
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知育アプリは充実しているが、対象年齢に満たないと活用が難しい
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DL活用すれば非Wi-Fi環境でもアニメや番組を楽しめる
まとめ
Fire HD 8 キッズモデルは、「YouTube以外の知育目的」で使うならコスパも安全性も優秀です。
ただし、YouTubeやYouTube Kids視聴がメインの場合は、
公式アプリが使えるiPadやAndroidタブレットのほうが圧倒的に快適。
知育アプリの充実度にも惹かれて購入しましたが、
我が家の長女にはまだ早く、思ったように活用できませんでした。
公式アプリがないことは分かっていても、実際に使ってみると想像以上に不便だった——。
この経験は、これから購入を考えている方にはぜひ知っておいてほしいポイントです。
我が家では、今後は知育アプリやDL済みアニメ専用としてFire HD 8を活用していく予定です。
購入リンク
Amazon Fire HD 8 キッズモデルは、セール時はさらにお得になるので、
各モデルの価格を比較してからの購入がおすすめです。