はじめに
「ママを助けたいけど、何をすればいいのかわからない…」
そんな風に感じているパパは少なくありません。
筆者自身も第一子が生まれたとき、何から手をつければいいか分からず戸惑いました。
でも一つ言えるのは、
産後のママにとってパパのサポートは命綱になる
ということです。
実際、厚生労働省の調査によると、
日本のママの約10〜15%が産後うつを経験するとされています(出典:厚労省)。
ホルモン変化、睡眠不足、孤独感が重なり、メンタルが不安定になりやすいのです。
この記事では、筆者の体験談を交えながら 「パパができる7つのサポート行動」 を紹介します。
すべて完璧にやる必要はありません。
できることから1つでも始めれば、ママの笑顔は確実に増えます。
1. 感謝の言葉は魔法|「ありがとう」でママの心が救われる
産後のママは毎日がフル稼働。
「やって当たり前」と思われると、
孤独感が増してしまいます。
✅ パパにできること
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「ありがとう」「頑張ってるね」と毎日言葉にする
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アドバイスではなく「共感」に徹して話を聞く
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「子ども見てるから、少し休んでおいで!」と自由時間をつくる
💡 実践例
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「夜泣きで大変だったね、ありがとう」
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「ご飯作ってくれて助かるよ」
👉 感謝はお金も時間もかからない、最高のサポートです。
2. 「手伝う」ではなく「やるね!」主体的に行動する
「手伝うよ?」は、ママにとって“さらに考えるタスク”を増やす言葉。
理想は「○○やるね!」と即行動に移すことです。
✅ パパにできること
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朝のゴミ出し・洗濯物干しをルーティン化
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子どもとお風呂に入る、おむつ替え担当になる
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買い物を率先して行く(アプリで共有すると安心)
💡 実践例
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「洗濯物干しておいたよ」
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「お風呂は俺が入れるね」
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「明日の牛乳、買ってきたよ」
👉 頼まれる前に行動することが、ママのストレス軽減につながります。
3. イライラする前に察知!「気づき力」を磨こう
ママが疲れているサインを先読みできるかが勝負。
✅ パパにできること
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表情・口数・ため息を観察する
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「大丈夫?」ではなく「洗い物しといたよ」と行動で伝える
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週に1回はリフレッシュ時間を確保する
💡 対応例
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「洗い物しといたから、少し休んで」
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「子ども寝かせておいたよ」
👉 「大丈夫?」より「もうやったよ」の一言が効果的です。
4. 「ママフリーデー」をつくる|完全オフ時間をプレゼント
たまにはママを完全オフに!
パパと子どもだけで過ごす日を定期的に作ると、
夫婦のバランスが劇的に良くなります。
💡 実践例
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休日はパパと子どもで公園へ行く
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家で子どもと遊んでママを昼寝させる
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「今日は何もせずに好きなことしてて!」と伝える
👉 ひとり時間はママのリフレッシュに直結します。
5. 睡眠を死守せよ|夜間のサポートで信頼度UP
産後のママは圧倒的に睡眠不足。
「夜泣き対応=ママの仕事」と思っていませんか?
✅ パパにできること
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休日だけでも夜泣き対応を担当する
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ミルク作りやおむつ替えを習慣化する
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夜中は交代制にする
💡 体験談
筆者も夜泣き対応で妻を休ませたところ、「一晩寝られただけで全然違う」と感謝されました。
次の日から妻の笑顔が増え、自分も達成感がありました。
👉 睡眠サポートは、ママにとって最大のプレゼントです。
6. 情報共有で不安を減らす|夫婦で「見える化」
ママの負担の一つは「家事育児の全タスクが頭の中にあること」。
これをパパと共有するだけで心が軽くなります。
✅ パパにできること
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買い物リストをアプリで共有
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子どもの健康管理はカレンダーに記録
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タスク表を作って可視化
👉 「何をすればいいか分からない」を解消する仕組みづくりが大切です。
7. 小さな信頼残高を積み上げる
信頼は壊れるのは一瞬、築くのは時間がかかります。
産後は特に「信頼残高」を積み上げる時期です。
✅ パパにできること
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日々の小さな行動で信頼ポイントを貯める
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約束したことは必ず守る
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ママの話をさえぎらない
👉 経験して分かったのは、
大きなことではなく、
小さな行動の積み重ねが夫婦の信頼を深める
ということです。
まとめ|パパの行動ひとつで家族は変わる
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感謝の言葉はママの心を支える
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主体的に動くことで信頼が深まる
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察して行動できるパパは最強
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ママの完全オフ時間を意識的に作ろう
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夜間サポートや情報共有でママの負担を軽減
👉 まずは今日、「ありがとう」と伝えるところから始めてみませんか?
小さな行動が、家族全員の幸せを作ります✨